月々の法話

月々の法話

みなさんお盆ですよ!


お盆といえば、田舎に帰っって、お墓参りをしたりしてすごすのがあたりまえだったのですが、田舎の付き合いはめんどくさいからと、旅行に行ったりして過す人が増えているようです。中には海外に行く人もいて、お盆の様子もさま変わりしてきました。 お盆に、塔婆をあげたり、お坊さんに読経をしてもらうというのも、だんだん減っていくのでしょうか?しかし、お盆はお盆です。迎え火を焚きご先祖様を迎え、亡き方への供養をしながら過すのがお盆なのです。自分の命の根源というか、ご先祖さまとのつながりを、考えながら過す大事な期間だと思うのですが・・・、特に普段なかなか出来ない親子のふれあいを深める大切な行持だと思いますよ!遊びに行くのも良いですが、一日ぐらいは、先祖への祈りを込めて家族で一緒に過して頂きたいと思います。 先日、母の実家を訪ねた時、こども達とお墓参りをしてきました。こども達にとってはおばあさんの両親が眠っています。墓誌を見ながら、その人柄を説明してあげたら、あった事がなかったひいおじいさんとひいおばあさんを身近に感じてくれたようです。ひいおじいさんとおばあさんは八人います。その八人の存在なくして今の自分はいない!命のつながりってとても不思議です。 今年は、戦後60年の節目の時でもあります。戦没者への祈りも忘れずに過したいですね・・・。
2005-08-01 | Posted in 月々の法話Comments Closed 

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