月々の法話

月々の法話

還暦を迎えた梅花流の記念大会


 各地で突風や降雹などが見られ荒々しい天候の五月でした。そうした中、世紀の天体ショー金環日食が観察できました。

 5月29~30日に開催された、梅花流創立60周年記念奉詠大会から昨日戻って参りました。今回は5年に一度の記念大会ということで、特派師範60名全員が大会スタッフを務めました。初めて全国大会のスタッフを務めたのは、特派に就任したその年の5月でした。その時の感想は、2003年(平成15年)6月の月々の法話に書いてあります。5年前、さいたまスーパーアリーナで開催された55周年記念大会でもスタッフとして法要係を務めました。本当に大勢の大会関係者の努力で運営されていることがわかります。
 今回は、司会、詠讃師などの配役はもちろん、法要も案内誘導も特派師範が務めました。限られた人数でいろいろな役目を兼務して、何とか乗り切ることが出来ました。ただ単に、自分の仕事をこなすだけでなく、10年に渡って特派を勤めてきて、全国の講員さんと御縁を結んできましたので、そうした経験を生かし、代表登壇で緊張している講員さんに声をかけて、リラックスして頂けるように努めたり、また、講員さんに参加して良かったと思って頂けるよう、朝は会場で迎え、自席に案内し、終了後はお見送りをしました。特に、特派師範全員で行ったお見送りは壮観でした。 来年は宮城県で全国大会が開催されます。私も、みなさん宮城でまたお会いしましょう。という気持ちで手を振りました。そして、宮城、岩手、福島へ行き、復興を応援していきましょう。そういう梅花講のつながりを再確認できた大会でした。

 大会の様子は住職のブログ「山寺日記」のこの記事でご覧ください。また、袋田でも見ることができた世紀の天体ショー金環日食を子どもたちが観察する様子はこちらでご覧ください。

2012-06-01 | Posted in 月々の法話Comments Closed 

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