月々の法話

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支援の輪が広がる梅花流全国大会


 東日本大震災三回忌法要を兼ねた平成25年度梅花流全国奉詠大会は、宮城県利府町グランディ・21で5月29日と30日の二日間にわたって開催されました。  
 茨城県は大会の二日目にバス四台で参加しました。右手二階席の地元宮城県梅花講の席からは、熱烈歓迎「被災地宮城県へようこそ!」の垂れ幕がさがり、たくさんの墨書による力強いメッセージが掲げられていました。左手には福島からみえられたたくさんの講員さんが大会の様子を見守られ、三回忌法要の時には震災遺族の方々が参列されました。大会の様子は、一部を除いてインターネット動画サイト「ユーストリーム」で公開されて、世界中から見ることができます。

 また、販売ブースには売店もたくさん出店されていて、仏具や線香の他、東北の物産がたくさん並べられていました。その中には、石巻ざっふーの会や、被災地にお地蔵様を建てる運動をしている団体、岩手県の折鶴の形の被災者支援バッチを販売するブースなどもあり、いろいろな形で協力することができました。私も、折鶴のバッジを購入し、千羽鶴を作るのに協力してくれた人へのお土産にしました。

 今回、全国大会に参加した二日間で1万人以上の方々と思いを共有できたのは、本当に意義深いことであったと思います。そして、今回全国大会を通して東北の被災地を訪れた僧侶や講員さんが全国各地で感じたことなどをお話をしていただければさらにその輪が広がるのではないかと感じました。

 梅花流全国大会当日の様子は、この記事でご下さい。

2013-08-01 | Posted in 月々の法話Comments Closed 

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