雑学

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お釜で、ご飯を炊くのには


最近は、電気やガス炊飯器を使ってご飯を炊くことが多いと思います。
もし、災害などで、電気やガスが止まってしまった時、皆さんはどうしますか?
そんな時、昔ながらのお釜があれば安心です。
うちには、五升釜と七升釜があります。
それで、かなりの人数の食事の炊き出しをすることが可能です。

「はじめチョロチョロ、中パッパ、ブツブツいう頃火をひいて、赤子泣くともフタとるな!」
という言葉を聞いたことがあるかと思います。焚き方の基本を示した言葉です。
まず、お米をといで、釜に入れ分量の水を入れます。
水の分量は、米の量の100~120%(新米の場合は水を少なめ)
(水分量は水を吸わせた米と同量にすると間違いありません)
後は、カマドに釜をのせ、薪で焚きます。
難しいのは、火を落すタイミングです。
吹きこぼれたところで、火を落すのが基本ですが釜の大きさに対して、分量が少ない場合は、吹きこぼれないこともあります。
釜のフタをとると圧力が落ちますので、フタをとらずに中の様子をうかがいます。
ころあいを見計らって火を落し、10~15分くらい蒸らします。

火を落すのが遅れるとこげてしまうこともありますが、そのおコゲがまた、香ばしくて、いいものです。

下の写真は五升釜でご飯を炊いている所です。
思ったより短時間で、簡単に美味しいご飯が炊けます♪

2004-10-16 | Posted in 雑学Comments Closed 

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