月々の法話

月々の法話

大きく育てこどもたち!


 特派巡回で、講師として紹介される時、大子町を正しく(だいごまち)とよんでもらえることはほとんどありません。「たいしちょう」と呼ばれることがほとんどです。その時、大きな子どもの町と書いて「だいごまち」とよみます。と自己紹介の中で町の紹介をさせていただいています。

 その、大子町も少子高齢化で、平成元年には小学生2,103名、中学生1,134名いたのが、今年は、小学生843名、中学生509名にまで減少してしまいました。 そこで、大子町では、このたび、子どもを町の宝と考え、町全体で子育てを支援する事が重要だと考え、その具体策のひとつとして、小学校・中学校の給食費を無料化しました。大子町では、妊婦健診の完全無料化、子育て支援住宅の整備なども行なって、子どもを育てやすい環境の整備に取り組んで参りました。給食を頂くという事は大事な教育、すなわち食育でもあります。安全安心な地元食材を中心に国産食材で大部分をまかない、子どもたちが食事への感謝の心を持つ教育が行なわれています。

 先日、当山を会場に行なわれた梅花流特派講習会の講師でみえられた埼玉の山崎隆宏特派師範が、道で出合った子ども達に元気に挨拶されて、都会では見られない光景だといわれました。
 素直に挨拶が出来る、食事を感謝していただく、世界中の子ども達が教えられていることが日本では行なわれなくなりつつあります。もう一度、挨拶の大切さや、食事の大切さを子ども達にきちんと教えるのが地域の大人の役割だと思います。

 曹洞宗の太祖さまも「子は宝です!」といって子どもを大切に育てる事を教えられました。「大きく育てこどもたち!」私も、この言葉を地域の子ども達に送りたいと思います。

大子町立学校給食センターの様子は山寺日記で御覧下さい。
 
2009-10-02 | Posted in 月々の法話Comments Closed 

関連記事