月々の法話

月々の法話

天国と地獄


先日、保育所に通う6歳の二女に訊ねられました!「死んだら、天国と地獄のどっちに行くの?ちづこは天国にいけるかな?地獄には行きたくないなぁ~」と・・・。「そうだね、良いことをすれば天国に行けるし、悪いことばかりしていると地獄に行くのかな?」と答えると、「じゃ、私はどちらだろう?天国にいけるといいなぁ。ねえ?地獄ってどんなところ?」私が、「地獄は、人と人が憎み合っていて、争いが絶えず、苦しみの毎日を送っている所だよ!。」そして、「地獄は死んでから行くのではなく、地獄のように苦しみと不安な毎日を送る人もいれば、天国のように心の安らぎを得て、おだやかに暮らしている人もいるんだ!天国も地獄もこの世の中にあるのかもしれないね!」というと、不思議そうな顔をしていました。 そして、「おとうちゃんは、死んだら天国にいけるんでしょう!お坊さんだから・・・。」と言われて、「お坊さんは、地獄に行きそうな人を天国に連れて行ってあげなければならないので、地獄と天国の間を行ったり来たりするんだ。」「そうなんだぁ!ちづこは地獄に行くのはいやだなぁ」と・・・。 ちづこちゃん!保育所で先生や友達と仲良く元気に遊んで、長生きしてくださいね!
2003-12-01 | Posted in 月々の法話Comments Closed 

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