月々の法話

月々の法話

ゴミを捨てないで!


夏休みには、家族や友達と出かける機会も多くなることと思います。そんな時、気になるのが道ばたのゴミです。コンビニエンスストアーの袋に入ったゴミや空き缶、タバコの吸殻などが、道路や駐車場、農地などに捨てられています。自分だけがよければ人のことは考えないというエゴイストの行動です。 仏様の教え(戒律)や自律する心があれば、そんなことは出来ないはずです。自分自身をきちんとコントロールできない人が増えているようです。 ゴミを道ばたなどに捨てる人がいれば、それを拾う人もいます。ゴミを拾うボランティアも一つの菩薩行です。私は、機会を見つけては、子供たちとゴミ拾いボランティアをしています。地域の清掃活動なども大切なボランティア活動です。子供の頃にゴミ拾いを経験した子供は、大きくなっても掃除する人のことを考えられる人間になれると思うのです。 エゴイストからセルフコントロールのできる人、さらにボランティアのできる人。人間としての成長のキーワードです。
2003-08-01 | Posted in 月々の法話Comments Closed 

関連記事