月々の法話

月々の法話

ねずみ年男が願うこと


 今年はねずみ年、昭和35年生まれの私も四度目の年男、ねずみ男ならぬ、ねずみ年男と呼べるのではないでしょうか。昨年、長男で小学校2年生のこうしょうをつれて、東京タワーに登ってみました。東京タワーが出来たすぐ後にこの世に生を受け、新幹線の誕生の頃幼少期を送った私は、この時代に懐かしさを感じます。

 子供の頃、お正月休みは田んぼや池でスケートをしてすごしてました。暖冬で池の氷も厚く凍らない今は、スケートをすることも少なくなりました。これは、間違いなく地球温暖化の影響だと思います。私が、次の年男を迎える時、、すなわち還暦になるのは、2020年です。12年先のことはわかりませんが、無事に生きていれば、さらに、温暖化している地球を見ることになるのかもしれません。
 2050年には、こうしょうが今の私の年になります。現在より進歩して便利になっているのか?それとも、環境がさらに悪化して暮らしにくくなっているのか?気になります。まだやってこない未来を心配してもしょうがありませんが、未来への責任は、現代に生きる我々にあることは間違いありません。

 人類が地球上で生き長らえていくには、地球に迷惑をかけない存在でなければならないと考えます。人類、すなわち私たちの子孫が、平和に暮らしていけることがねずみ年男の願いです。

 そういえば、その昭和の時代、戦後の大変な時代をたくましく生きた佐賀のがばいばあちゃんの講演があります。
 3月8日、水戸の県民文化センター大ホールで行なわれる、茨城県曹洞宗青年会の創立50周年記念講演会に島田洋七さんが来て、涙と感動のがばいばあちゃんの生き様を話してくれることになりました。どんな大変な時だって、がばいばあちゃんの思いをしたら、生き抜いていける!そう思います。
詳しくは、茨曹青のホームページで・・・

2008-01-01 | Posted in 月々の法話Comments Closed 

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