月々の法話

月々の法話

2020年へ子供たちに夢を


 9月8日、午前5時、龍泰院の本堂には、2020年東京オリンピック&パラリンピック招致活動をしてきた地域のみなさん、大子ジュニアレスリングクラブの子供たちと保護者、指導者のみなさんなどが集まり、IOCのロゲ会長の発表を待っていました。袋田の滝のゆるキャラたき丸くんも現れ、かたずを呑んで見守っていました。そして、運命の5時20分、「TOKYO」と発表になると、大歓声に包まれました。

 大子町では、袋田清流会の発案で、オリンピック招致ポスターを町中に貼り、8月5日に招致委員会の関係者を招いて、袋田滝本でビッグフラッグへのメッセージを書き込むイベントなどが行われました。そして、発表の時は、パブリックビューイングで盛り上げようということになり、うちで行うことになったというわけです。

 大子町では、レスリングの吉田沙保里選手が合宿したのを縁に、大子ジュニアレスリングクラブとのご縁が続いています。その卒団生の中にはオリンピック出場の期待がもたれる生徒がいます。また、大子清流高校の生徒にもウェートリフティングでオリンピック出場が期待できる生徒もいます。東京での開催ということになればその夢が広がります。
 前回の東京オリンピックが開催されたとき私は4歳でした。次の世代の人たちにも夢と希望を与えることができるのではないかと嬉しく思います。「子供たちに夢を!東北の被災地に希望を」2020年はあと7年後、それは、そんな遠い未来の話ではありません。

2013-10-01 | Posted in 月々の法話Comments Closed 

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